悪徳電話係

日々電話を受けるお仕事をしています。

しかも電話の内容は基本的にクレームです。

結構大きな企業の問い合わせ窓口みたいなところなんですけど、ひたすら謝るお仕事です。

これ、何を意味しているかというと、「何らかの対応はしない」ということを意味しています。

問い合わせ内容を伺って、それを解決するなんてことは最初から想定されていません。
とにかく不便をお掛けして申し訳ない、でも、今はこういうルールなんで仕様がない・・・・

ということで延々と押し問答を繰り返します。
当然ながら電話をしてきた人はそのうち怒り出します。

そりゃそうです。解決したいことがあって電話してきているのに、こちらには解決するつもりがないわけですから。
お問い合わせ窓口は、あくまで窓口でしかなくて、窓の中には入れません。

ましてや何か要望を通すなんてことはできません。

対外的に体裁をよくするためだけの窓口なんですよね。
問い合わせを受ける側からすると、窓というより壁ですよ。

侵入者を防げ~という感じです。
ま、これで賃金が発生するので電話を受ける方としてはよいといえばよいですが。

人のよい人には務まりませんね。悪徳電話係じゃないとダメですわ。

表面上問い合わせを聞いているようにするだけで、話しながら、「今夜の食事は何にしようかな?」と考えているくらいじゃないと頭がおかしくなってしまいます。

世の中には色々なお仕事があるものですねぇ。
そういえば、「謝罪の王様」という映画を思い出しました。

観てないので内容は知りませんが、まぁとにかく謝るんですね。

そういう世界があるんですね。

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